ながらの座・座

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Background of 'ZaZa'

「ながらの座・座」の歴史的背景

庭の一部:不動明王、観音、空滝などを現している
池の緋鯉

「元・正蔵坊しょうぞうぼう」は三井寺・五坊の一つ「微妙寺」の坊舎の一つで、1645年(正保元年)造(園城寺文書より)。特に池庭は、三橋式の切橋や豪華な枯滝を持ち、観音と不動明王を主題とした構成になっており、池は洞窟と浮島によって神仙蓬莱の世界を現している大変珍しい庭園です。

つくばいから池をのぞむ
「蛙=帰る」を祈って置かれたという
極楽浄土とこの世をつなぐ石橋

「坊」としての役割がいつ終わったかは定かではありませんが、戦前から既に一般住宅として使われており、現在に至るまで個人の私邸として守り維持されてきたことが幸いし、一部改修を加えながら現状を保ってきました。

書院と床の間
書院から庭をみる

特に「書院」は建設時のまま保存されており、大きな床の間や高い天井、室内から眺める庭の四季の変化は、心安らぐ空間となっています。