ながらの座・座

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大人ライブLive & Performance

座・座 古庭園大人ライブ VOL.63

バッハと現代

2024.06.02(日)17:00〜主催イベント, 大人ライブ, 記録・レポートsold out!!

バッハと現代

伝えたきこと時を超えて
降り注ぎ 行き来し 混じり合う
ありそうでなかった音の世界。

2024年 6月 2日㊐ 17:00開演(16:00開場)15:00開演(14:30開場) SOLD OUT!!


出演
 クラシックギター
 徳永(とくなが) 真一郎(しんいちろう) 閑喜(かんき) 弦介(げんすけ)

会場
 ながらの座・座(〒520-0035 滋賀県大津市小関町3-10)→Google Map

定員
 50名様(完売)

参加費
 一般:6,000円 学生:2,000円(大学生・専門学生) 高校生以下1,000円
 ※終演後交流会もあります(ご参加の場合、1ドリンク@500円)

☞チラシ:PDFファイル [2.2 MB]

会 場:ながらの座・座(〒520-0035 滋賀県大津市小関町3-10)→Google Map

主 催:一般社団法人文化農場(ながらの座・座)
後 援:滋賀県 滋賀県教育委員会 大津市 大津市教育委員会 文化・経済フォーラム滋賀

バッハと現代

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Special Report

『座・座で聴くギターデュオの深さ・凄さ』

今までもギターのソロは、徳永真一郎さんに何度も出演していただいていますが、今度は閑喜弦介さんとのデュオ。期待にそぐわずその深さ・凄さは息を呑むばかりでした。
観客の方々も、地元大津・滋賀はもちろんのこと京阪神・東京・福岡・徳島とその広がりは広域化。主催者もちょっびっくり。
後日多くの方がから寄せていただいたメッセージの中から、ご了解を得て2、3紹介させていただきます。


身体にしみこむ 爽やかさと静かな疾走感

音を聞きながら、
時折お庭の水面や木々を見たり
日常の音が聞こえてきたり
聴く人に自由を与えてくれて
おおらかな空間で聴けることは
座・座だからこそだなぁと贅沢な縁側の特等席で。
雨の座・座の、水の落ちる音と武満さんのコラボは最高でした。

私は、3曲目の閑喜さん編曲の
メルドーのAfter Bachが
チラシのメガネのビジュアルとがしっくりきている気がしていまして
「バッハと現代」というタイトルに、まさしく、とうなずいていました。
爽やかさと静かな疾走感と、繰り返し
デュオだからこその
ギターの音の重なりがとても心地よく
体の中に染み込んで、何度も聞きたくなります。
好対照なお二人が、うまく混じり合っているようにも思いました。

グラフィックデザイナー:M・y

徳永さんとかんきさんは
お互いのリスペクトとともに挑戦し奏でる楽しさが伝わってきて
喜びに満ちた、聴き手を幸せにする演奏でした。

編集者:T.M

ジジや鳥の声や、池で飛び跳ねる鯉の音と、お二人のトークや音楽に見事に溶け合い、優しい空気が流れていました。

今まで少し苦手だった、武満徹の深い味わいを知りました。
イタリア協奏曲は、遅い 速い 遅い
と説明されたことが心に温かく易しく響き、それぞれが楽しくて楽しくて、踊りたくなりました。
坂本龍一のAQUA。
青から水色のグラデーションを描く水の絵が、頭の中で刻々と変わり、敏子さんからお聞きした、坂本龍一の本を読みたくなりました。
そして敏子さんのお話...声が美しく、そんなに大きい声ではないのに、ものすごくよく聴こえ、庭に響きました。
難しくなく、簡単でもなく、長くなく、短くもなく、しみじみいいお話でした。

あっという間に2時間が過ぎ、ああ、来てよかったと、何ともいい気持ちで帰り、夜はぐっすり眠れました。

地元の座・座ファン:H.U

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