古庭園大人ライブ Vol.21
通崎睦美 at 座・座 トーク&コンサートと展示
2014.09.28(日)【お知らせ, 主催イベント, 大人ライブ, 記録・レポート, 講演・トーク】 sold out!!
トーク&コンサート ※展示の一部をご覧いただけます
2014年 9月28日(日) 14:00開演(13:30開場)
出 演:通崎睦美
定 員:40名(チケット完売いたしました)
参加費:3,000円
会 場:ながらの座・座
〒520-0035 滋賀県大津市小関町3-10(地図)
Tel&Fax: 077-522-2926 Mobile: 090-8576-7999(橋本)
展示──通崎好みコレクションより
2014年 9月20日(土)〜28日(日) 14:00〜18:00(最終日は13:00まで)
主な展示は、銘仙着物(1920〜60年代)昭和初期のアンティーク小物など。
入場料:500円
会 場:ながらの座・座
〒520-0035 滋賀県大津市小関町3-10(地図)
申込み:予約不要
会 場:ながらの座・座
申込み:下記いずれかの方法でお申込みください。
①お問い合わせフォームよりお申込みください。
メッセージ欄にご参加人数も合わせてご記入ください。
②FAX 077-522-2926 氏名/参加プログラム名/日時/連絡先/人数の記載必須
LINE QRコード ③LINE@で iDは
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主 催:一般社団法人文化農場(ながらの座・座)
後 援:滋賀県 滋賀県教育委員会 大津市 大津市教育委員会 文化・経済フォーラム滋賀
特別協賛:中山倉庫株式会社 滋賀石油株式会社
座・座開設3周年を記念して、木琴奏者・エッセイスト・アンティーク着物コレクターなど
多彩な顔を持つ通崎睦美さんに登場いただきます。
その仕事のどれもが、“時代を乗り越えてきた強さと魅力”を持っているところに共感と感動を覚えます。
座・座の空間を生かして、「通崎好み」コレクションの一部も展示いただけるのも楽しみです。
Special Report
通崎睦美 at 座・座 レポート(ながらの座・座 橋本敏子)
9月は「ながらの座・座」を開設した記念月、特に今年は3周年にあたるため、座・座という活動に興味を持ってくださるかた、音楽だけでなく多角的な活動をされているかた、それも半端じゃない芯の通った凄さで活動を持続している方に登場していただきたいな、と欲張りなことを考え企画した結果がこのプログラムです。
構成は2つのパートから。展示の「通崎コレクションより」は、座・座にとっては2年前の「丸井金猊展」以来。今回はアンティーク着物から下駄、着物と同時代の東西の小物、昭和初期の楽譜やむかしの少女たちが楽しんでいたのが目に浮かぶ生活雑貨まで。ひとつひとつのグッズが、時間を越えて楽しげにそこに並んだ。展示にあわせて、知人の横谷さん(大津市歴史博物館学芸員)が個人的に展示を全面協力くださり、展示物と同時代のティカップ類の展示や、来訪者へのお茶のサービスにカップを使わせてくださった。
座・座での展示には明白なメリットとデメリットがある。前回は日本画の軸装作品と、壁面全体を使うものだったが、今回はサイズも内容も様々。専用展示空間と比較すれば問題は多々。特に会場の清掃は最後まで問題となった。一方、天井の高い(3m)広い和室空間に座って展示物を見る、庭を眺めながらゆっくり過ごす時間を楽しむ、俳句を感想ノートに書いてくださるといった人たちが予想以上に多く見られた。このような有様は、座・座だから生まれた楽しみ方といえよう。
最終日のコンサートは、平岡養一の木琴にまつわるお話を含め通崎さんの姿勢がよくわかる構成だった。最後に、「まぐろの解体ショー」ならぬ「木琴解体ショー」をみせていただいた。実際の木琴がどういう構造になっているのか、音のでどころは?コンサートそのものとはちがった側面を見せたことは、参加者には好評だったが、演奏者にとって賛同いただけたかどうか。戦前のアメリカで、平岡養一とともに旅をし、使い込まれ、半世紀以上にわたって演奏され今もなお現役の木琴。演奏者と同じくらい木琴に拍手したい気分だった。
この記念プログラムは、非常に多くのことを学ぶ機会になった。
3周年を迎えられたという喜びと、こういう時別な環境で行なう意味を演奏者と共有できたかどうか、遠方から来てくださる方へのケアなど、主催者としての課題を確認するいい機会ともなった。