ながらの座・座

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大人ライブLive & Performance

古庭園・大人ライブ VOL.44

佐藤一紀ヴァイオリン・ソロ・ライブ
主題あるいは「幻想と奇想」

2018.10.07(日)14:00/17:00〜お知らせ, 主催イベント, 大人ライブ, 記録・レポート

佐藤一紀ヴァイオリン・ソロ・ライブ

2018年10月7日(日) 14:00/17:00開演(2回公演)

ZaZa Quartet のヴァイオリン奏者でおなじみの佐藤一紀さんのソロ・コンサートです。
座・座開設から現在までユニークなコンサートの企画・構成の中心となっていただいてきました。今回は、ソロで思う存分佐藤ワールドをお楽しみください。
それぞれの回は、演奏曲が異なります。続けて聞いていただくのも一考かもしれません。

曲目:(共通する演奏曲のみ)
 テレマン:12の幻想曲(1735)12のファンタジー全曲演奏
 パガニーニ:24の奇想曲(1810)より 
 ユン・イサン:ヴァイオリン独奏のための「王の主題」(1976)
 ブーレーズ:アンセルム1

出演:佐藤一紀(ヴァイオリン)

会 場:ながらの座・座                               
定 員:各回40名
参加費:3,500円(一般) 2,000円(学生18歳以下・先着若干名)

主 催:元・正蔵坊と古庭園を楽しみ守る会(ながらの座・座)
後 援:滋賀県 滋賀県教育委員会 大津市 大津市教育委員会 文化・経済フォーラム滋賀

☞チラシ:PDFファイル [1.3 MB]

佐藤一紀ヴァイオリン・ソロ・ライブ

Special Report

 無伴奏ヴィオロンに更け虫すだく     大谷阿蓮(俳人)

vol44_02.jpgバロック期に活躍し親交もあったバッハとテレマンを比較すると、バッハの曲は聖書に、テレマンは俳句にたとえられる。と佐藤氏は初めに話された。バッハは難しいので自由に演奏できるテレマンの幻想曲を選んだとのこと。十二のファンタジーを全曲演奏された。美しい澄んだ音色に魅了された。

龍淵に潜むがごとき古池のある幻想的な庭園からは、絶え間なき虫時雨がバロック音楽のように流れてくる。庭にすだく生物達は「幻想と奇想」の演奏に加わり、ソロ・ライブでの伴奏のようであった。
前衛的なブーレーズの曲は、座敷に居ながらにして、星月夜を見上げる気分。

最後に、今後は俳句のようにテレマンの曲を自由に楽しく遊び心を忘れぬように演奏してゆきたいと、誠実に和やかに語られた。
登録有形文化財に指定された、古き御屋敷の床の間には「遊心」の軸が静かに見守るように掛けられていた。

秋澄めりヴィオロン遊ぶながら座・座          大谷阿蓮 記