ながらの座・座

Calendar

大人ライブLive & Performance

古庭園大人ライブ VOL.30

音を打つ
──そこから生まれる音楽たち

2016.04.10(日)13:30〜お知らせ, 主催イベント, 大人ライブ, 記録・レポート

音を打つ

2016年4月10日(日) 13:30開演(開場は開演30分前)

出 演:だがっきスイッチ
    安永早絵子(ティンパニ・打楽器奏者) 安永友昭(ティンパニ奏者)

初登場の「だがっきスイッチ」さん。関西の打楽器奏者のユニットです。
シンプルなのに奥が深い打楽器の魅力を伝えるべくクラシックの枠に全くはまらない、とても楽しいコンサートやワークショップをおこなっています。

定 員:40名
参加費:3,000円
会 場:ながらの座・座
    〒520-0035 滋賀県大津市小関町3-10(地図
    Tel&Fax: 077-522-2926 Mobile: 090-8576-7999(橋本)
申込み:お問い合わせフォームよりお申込みください。
    *お子さま参加の場合は、お名前・年齢をお知らせください。

主 催:元・正蔵坊と古庭園を楽しみ守る会(ながらの座・座)
後 援:滋賀県 滋賀県教育委員会 大津市 大津市教育委員会 文化・経済フォーラム滋賀

音を打つ

Special Report

だがっきスイッチ 安永友昭(ティンパニ奏者) 安永早絵子(ティンパニ・打楽器奏者)
安永早絵子 ザ・ザ・ケチャ

今年開設5周年を迎える座・座のトップバッターとして登場してくださったのが「だがっきスイッチ」安永早絵子・安永友昭のお二人。正直なところ、最初は打楽器だけのコンサートのイメージがつかめず、果たして座・座の空間に合うのだろうかと多少心配していたのです。が、「このユニットのワークショップはもの凄くオモシロいから」という複数の声を信じて蓋を開けたら・・・。実に、実に、不安を大きく裏切る素晴らしいライブが出現しました。

打楽器という楽器は、「コミュニケーション力を持つヒトでないと扱えない、活かせない」という話を以前聞いたことがあるが、まさにその通り。10種類を越える様々な打楽器(楽器になるもの)を縦横に駆使し、貧しいイメージしか持っていなかかった打楽器コンサートのイメージを見事に打ち破ってくれたのでした。

前半は打楽器曲として知られている曲(といっても多分多くの参加者は初めて聴く)、後半は安永早絵子作曲の作品たち。ボディパーカッションも含め、ぐいぐいと観客との距離を縮めてゆく。そして新緑あふれる庭での太鼓二重奏「旅するリズム」(安永早絵子作曲)。緑色の風が吹き抜ける中で響く太鼓の音は、時空を越えて地球の遥か彼方へ連れて行ってくれました。

圧巻は最後のパート「ザ・ザ・ケチャ」。ご存知「ケチャ」のリズムにのって、ザ・ザにちなんだ言葉で掛け合い、綴ってゆく。ファシリテーターの早絵子さんが自然なスタイルで参加者をケチャに引き込み、一体感をつくってゆく。次第にみんなの身体がリズムにのり、顔がニコニコ。よくある「やらされている感」がまったくない。(ぜひ動画みてください

安永早絵子さんがフェイスブックで次のような感想を述べておられます。
「あの空間は本当に特別のものに感じました。そしてその特別感は、あの場に集ってくださった全員でおそらく共有したと思います。そんな気持ちというのは、微力でも、人がなにかを乗り越えたりなにかに向かい合ったりする時の心の糧になる...と信じています。
目に焼き付いて離れない風景や、耳の奥にずっと残っている音。昨日の座・座でしか体験できない数々は、とても大切なことだと感じました」と。

通常は告知している「未就学児の参加ご遠慮ください」の制約を今回は外し、1歳から5歳以下の子どもたちも参加。それもまた従来の雰囲気を大きく変えた要因のようです。これも記念すべき新たなトライの第一歩でしょう。5年目ということは意外な気づきをプレゼントしてくれる機会になりました。

2016年4月20日 ながらの座・座 橋本敏子